日本経済新聞に三年間連載された子母沢寛の「勝海舟」より八住利雄が脚色し、大曾根辰夫が監督に当たった時代劇で、阪東妻三郎最後の出演映画である。撮影は石本秀雄、音楽は鈴木静一。キャストは阪妻のほか、北上・・・
14歳の少年と娼婦が天城峠を旅しているとき起きた殺人事件と、30年間、事件を追い続けた老刑事の姿を描いたストーリー。松本清張の同名の小説を映画化したもので、脚本はこの作品が監督デビュー作となる三村晴・・・
美しく可憐な盲目の娘・道代と過去に暗い心の傷を持つ男・花松一郎の哀しくもむくわれぬ愛を、サスペンスをまじえて描いたストーリー。脚本は菊島隆三、監督は野村孝、撮影を前田米造がそれぞれ担当している。